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綱渡る中国…李大統領には「天安艦評価」金正日総書記には訪中許容

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.05 10:38
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金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の訪中を契機に原則なしで実利だけ追い求めて来た中国の韓半島外交戦略が、改めてまな板に上がっている。中国はこれまで外交部スポークスマンを通じて「韓半島の平和と安定を重視し、自主的統一を支持する」と何回も強調してきた。しかし中国は、南北両側と善隣関係を維持するため「二股をかける」外交戦略を駆使してきたという評価も受けてきた。伝統的盟邦である北朝鮮とは政治・軍事協力を維持しながら、主要20カ国(G20)会員国になった韓国とは経済的関係を強化して実利を取る構造だった。

これまでの具体的歩みを見ればこのような中国の態度はさらに明らかになる。胡錦濤国家主席は先月30日、韓中首脳会談で李明博大統領に天安艦事件に対する遺憾の意を表明し「韓国政府の客観的な事故の調査を評価する」と言ったとされている。それなのに中国は首脳会談以後、わずか3日で金委員長の訪中を許容、彼を抱きしめる姿勢を見せたのだ。それに胡主席と金委員長間の朝中首脳会談は5日に行われる可能性が高い。中国最高リーダーが1週間の間に南北のリーダーに中国で接見するというこれまでにない状況が演出されるのだ。このような矛盾は中国と北朝鮮間の特殊関係から始まった。中国にとって北朝鮮は「鶏肋」のような存在の側面が強い。中国に対する安保脅威を減らす緩衝地帯として北朝鮮の存在は相変わらず重要で、このために北朝鮮の崩壊はよくないというのが中国の基本認識だ。

 
しかし実利主義に基づくこのような戦略から南北が対立状況に陥る度に中国がジレンマに処する現象は続いている。天安艦事件が代表的なケースだ。北京のある専門家は「天安艦事件の原因究明も終わらない状況で中国が金委員長の訪中を受諾するにより、実利の前にいかがわしい中国の外交戦略が試験台に上がった」とし「南北を相手にバランサーの役割をしてきた中国の立場が揺らぐ恐れがある」と指摘した。特に胡主席が先月、韓中首脳会談で金委員長の中国訪問について李大統領にどんな言質も与えないことは、中国側失策だという意見が出ている。

これまで中国外交部は「中国は責任を負う大国」と再三強調してきた。しかし今回の天安艦事件のように自国の国益とかかわった敏感な事件に対しては明らかな立場を示さない場合が少なくなかった。これによって今回の金委員長の訪中を契機に中国が公正な仲裁者の役割に立ち、北朝鮮の肩を持つことには背を向けるかもしれないという推測が拡散している。

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