<南北高官接触>北朝鮮「地雷爆発による南側軍人の負傷は遺憾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.25 08:04
南北が25日0時55分、木箱入り地雷挑発(4日)事件で始まった軍事的緊張局面を解消することに合意した。22日午後6時30分に南北高官接触を始めて以来78時間25分ぶりだ。
南側代表の金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長は北側代表の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長と25日0時55分、6項目を盛り込んだ共同声明文に合意した。「南北高位当局者接触共同声明文」という合意文で、南北は早期の南北関係改善に向けて当局会談を開催することにした。
特に北側は南側が要求してきた地雷挑発事件などに関する謝罪および再発防止に関し、「南側の軍人が負傷したことに遺憾を表明する」と明らかにした。これに関し青瓦台は「北が主語で明示された遺憾を表明したのは今回が初めて」と述べた。南側は北側が要求してきた対北朝鮮拡声器放送中断について「異常な事態が発生しない限り」という条件を付けてすべての拡声器放送を25日12時に中断することにした。こうした合意を受け、北側は直ちに準戦時体制を解除することにした。