中国丹東に拠点を置いた北朝鮮ハッキング組職に対する2005年の国情院関連資料は、北朝鮮のコンピューター活動の指揮体系について、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男、金正男(キム・ジョンナム)氏を核心人物としている。
金正男氏が国家保衛部を通じて保安及び防諜活動を行い、平壌の朝鮮コンピューターセンター(KCC)を通じて北朝鮮内の海外通信を統制し、海外情報収集及びモニタリング活動をしているというのだ。常駐職員800人のKCCは金正男氏の指揮の下、北朝鮮保衛部の秘密海外情報獲得、指揮センターの機能を遂行するために設立されたものだろうとしている。ソフトウェア開発研究所という看板は掲げているものの、実際には監視活動及び通信監視、監視・盗聴とハッキングなど広範囲な秘密活動をしているというのだ。