低金利で銀行を離れる預金・積立金＝韓国（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.30 15:38
特典が以前ほどではないがスポーツマーケティング特販商品にも目を向ける価値がある。２０１４－２０１５シーズン女子プロバスケットリーグで優勝したウリィ銀行は、今年下半期の成績により優待金利を与える「ウリィのハンセ定期預金（基本金利年１．８０％）」を販売している。最高年２．０５％まで可能で、これまで約９５００件（１７３９億ウォン分）売れた。
家庭の月を迎え、子ども対象の高金利商品や家族優待金利を探すのも方法だ。長期商品のハナ銀行「夢の木積立金（基本金利３年制２．３％）」は、あらかじめ決めておいた志望大学に合格すれば２％の「合格祝い金利」が追加される。住宅申込総合貯蓄など追加商品に加入した場合の優待金利（０．４ポイント）を合わせれば最大４．７％となる。
銀行との決別を宣言できない消費者はまだ多いとみられる。貯蓄を捨てて乗り換える安全な代案を探せないからだ。いつでも自由にお金を出し入れできる預金に資金が集まっている。こうした預金の残額は今年１月の１２１兆４６５８億ウォンから２月には１２８兆４１５０億ウォンに増え、過去最高となった。
低金利で銀行を離れる預金・積立金＝韓国（１）