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【コラム】韓国政治、「87年体制」のリモデリングが必要だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.20 15:29
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リモデリング作業の最初の課題は、87年体制の限界についての回顧と反省であるべきだろう。長期政権に対する制御装置を優先すべきだという広範囲な執念の結果として採択された5年単任制の基本趣旨に対する国民的な合意は、今も揺らぐことはない。ただし4年重任制、すなわち国民の信任を問うて大統領が8年まで執権できるようにしようという代案も慎重に検討できる余裕が持てるようになった。何より難しいのは、権力の集中に対する牽制の制度化の問題だ。韓国の政治文化には、帝王的な権力集中に反対しながらも、むやみに漂流する討論や交渉よりは適時に決断して実践に移す強力なリーダーシップを好む二律背反的な2つの要素が共存しているためだ。これは結局、内閣制よりも大統領制を好む結果につながる。それならば、大統領としての過度な権力集中を牽制して国民の意思と力を国家運営にまともに注入する代議制も、特に国会と政党の立ち位置と活力をどのように正常化させるかが韓国政治のリモデリングの核心課題という結論に至ることになる。

87年体制のスタート後も、韓国の代議民主主義、すなわち誰が誰をどのように代表にするかについて混迷を繰り返してきた。最初の15年(1988~2003)の民主化過程が比較的順調だったことから見えてくるのは、この時期を牛耳った三金〔金泳三(キム・ヨンサム)・金大中(キム・デジュン)元大統領、金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相〕が、それぞれ本人が国民の多数ではない少数の支持を土台にしているという事実を認める現実主義的な政治家だったため、妥協と共生の政治を受け入れた結果であった。それに比べて過去10年余りの韓国政治は、理念化された左右または保守・進歩対決が激しくなって、両極端の少数が、まるで国民の大多数の立場を代弁するような幻想と行動に没頭しながら民主的代議政治の破綻と無力化を招いてしまった。ひと言で言えば、政治が、対立を調停するよりも助長するほうの先頭に立っていたのだ。その結果、民主政治の安定を担保する左右の間の中間帯を拡大するよりは、むしろ縮小・分裂を助長することによって民主政治は後退する結果となった。まさにこうした危険な傾向を直すことが当面のリモデリングの中心課題だとする。

 
すでに古典的な保守と進歩、国家と市場の間の二者択一式な対決構図は有効性を失ったというのが、現代政治理論の普遍的な結論だ。ゆえに国家と市場の潜在力と可能性をどのように効率的に連係させるかが国家発展のカギになるだろう。このために与野政党はもちろん、各界各層が両極端を狭めていき中間を拡大して、分裂よりも統合を促進する新しい姿勢と政策を整えることが急務だ。そのような出発ができれば、改憲を含むリモデリング作業が静かに、しかも順調に進展できるはずだ。

李洪九(イ・ホング)元首相・中央日報顧問


【コラム】韓国政治、「87年体制」のリモデリングが必要だ(1)

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