米中首脳会談の前日、金正日はミサイル工場へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.20 08:23
この数日間、平安道(ピョンアンド)一帯の軍需工場など産業施設を視察してきた金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が、米中首脳会談が開かれた19日、平壌(ピョンヤン)に戻ったことが把握された。
北朝鮮官営朝鮮中央通信は19日の報道で、金委員長が平壌中央動物園を現地指導したと報じた。動物園訪問には文京徳(ムン・ギョンドク)平壌市労働党責任秘書、崔泰福(チェ・テボク)、太鍾守(テ・ジョンス)党秘書が随行したと、中央通信は伝えた。
これに先立ち中央通信は18日の報道で、金委員長が平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)の「1月18日機械総合工場」を訪問したと明らかにした。この工場は北朝鮮の代表的な軍需工業施設で、ミサイル関連部品を生産していると、情報当局は把握している。