大量のキムチ作り、会長家族の犬の餌やりまで…韓国会社員の絶叫(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.21 15:42
#マッキンゼーの忠告
「甲の行為」は韓国だけの現象ではない。マッキンゼーが四半期ごとに出す「マッキンゼークォータリー」最近号には、組織の健康と人事管理に関するさまざまな分析が載せられた。コンサルティング会社であるだけに最高経営責任者(CEO)への助言が多い。このような内容だ。
「組織の健康(organizational health)」は成果を改善する近道だ。健康な職場は職員にも良く、実績も向上する。とにかく成果からチェックし、組織の健康を長期課題として先送りするのは昔のやり方だ。組織の健康は単に組織文化や人事管理だけをいうのではない。誰が経営し、いかなる衝撃があっても、組織が揺れずに前に進む方式だ。変化に速やかに適応するためには強いリーダーシップが要求される。しかし変化はトップダウン方式だけでは足りない。下から上へ(ボトムアップ)、また水平に実行されなければいけない。職級に関係なく影響力がある人材が参加する必要がある。結局、構成員を連結し、動機を付与して疎通することが重要だ。組織のストレスは職員が十分な待遇を受けていないと感じるために生じる。こうした職員が多いほど健康のためにするべき組織の費用が大きくなる」。