「平壌タッチ」でショッピング・受講、北朝鮮を揺るがす「手電話」370万台(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.24 15:03
「オクリュに接続すればナレで人民消費品を購入できます」。
最近平壌(ピョンヤン)を訪問したある在米韓国人学者は、携帯電話から手を放せない北朝鮮女性案内員からこういう話を聞いたという。モバイル取引ができる「オクリュ」ショッピングモールで商品を注文した後、支払いカード「ナレ」で計算するということだ。平壌クムソン食料工場のアンパンは1個78ウォン40銭で販売し、海棠花館ではオレンジジュースや牛乳・チョコレートを携帯電話で購入するという形式だ。
電子決済システムが完ぺきに整ったわけではないが、携帯電話が北朝鮮住民に浸透していることが分かる。「手電話」と呼ばれる携帯電話の使用マナーを守ろうというキャンペーンも登場した。朝鮮中央テレビは最近、刺激的な着信音はやめようとし、「我々の感情と美感に合わせて高尚なものを選択しなければいけない」と強調した。