安重根記念館100日で5万人突破…中国人設計者「東洋平和のためのもの」

安重根記念館100日で5万人突破…中国人設計者「東洋平和のためのもの」

2014年04月30日09時53分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「日中関係に悪い影響を与えるとは思わないですか」。

  「そうは思いません。安重根義士の義挙は東洋平和のためのものだったように、この記念館を建てたこともやはり東洋平和のためだからです」。

  29日の昼間、中国ハルビン駅の安重根記念館を訪れた日本人記者と記念館の設計者である孔令發がやりとりした舌戦だ。11のメディアに所属する日本人記者20人余りは「いずれにせよ人を殺した行為ではないのか」「予算はいくらかかったのか」などの質問攻勢をかけた。

  伊藤博文・日本初代首相の殺害現場でもあるここに日本人記者らが訪ねてきたのは中国外交部が外信記者のために用意したプログラムの一環だった。29日は記念館開館100日を迎える日だった。

  1909年10月26日の義挙当日、安義士がしばらく滞在した貴賓室空間に用意された記念館は、歴史教育場所としての役割を確かに果たしていた。楊興龍副館長は「100日足らずで観覧客が5万人を突破した」として「予想しなかった結果」と話した。観覧客のうち中国人が60%、韓国人が30%程度を占めるというのが記念館側の説明だ。芳名録の受付台に座っていた案内員は「これまでに芳名録を8回変えた」として「日本人の観覧客も少なからず目につく」と話した。北朝鮮人も訪れたし、英国の国会議員も参観したという。

  観覧客の1人、単九英さん(75)は「安重根義士についての話は以前から聞いていたが記念館に来てみると彼が本当に英雄という気がする」と話した。義挙場所であるプラットホームを大きな窓を通じて見られるようにし、義挙の瞬間である午前9時30分を示して止まっている壁時計など記念館の外観と展示物内容はこれまで大きい変化はなかった。楊副館長は「記念館の設立で安義士に対する関心が高まるにつれ、研究もより一層活発になった」として「新しい研究結果を反映して展示内容をさらにアップデートしていく」と話した。

  中国外交部はハルビン郊外の731部隊、長春にある吉林省記録保管所などにも外信記者を案内した。旧日本軍国主義の侵略の実状を伝えるためであった。ここは今年1月の抗日戦跡地や2月の南京大虐殺記念館などに続き中国外交部が3番目に企画した「歴史工程」だ。731部隊旧跡では日本軍の生体実験や細菌戦の準備などが行われた場所を保存して、ユネスコ世界文化遺産に登録するための準備状況を外信記者に説明した。これまで中断されていた民間交流や地方自治体交流が再開しながら日中関係が雪解けの兆しを見せているが、歴史認識に関した対日攻勢は止めないという中国政府の意志を読みとることができた。
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