<崔順実ゲート>崔順実問題で直撃弾…道に迷う韓国の創造革新センター
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.22 11:10
#21日、全羅南道羅州市(チョンラナムド・ナジュシ)のピッガラム革新都市。韓国電力本社向かいの4階建てビルの2階990平方メートルのオフィスはソファとテーブルがいくつか置かれただけでガランと空いていた。当初全羅南道創造経済革新センター第2センターが入居することになっていた所だが、4日に予定された開所式は無期限延期になった状態だ。「大統領が出席でできない」というのが理由だ。「エネルギー新産業関連創業を支援する」という目標で設立されたセンターが、崔順実(チェ・スンシル)問題の直撃弾を受けたのだ。第2センターを支援する韓国電力関係者は「創造経済革新センターそのものがなくなるという話も出ており雰囲気は落ち着かない」と話す。
#「慶尚南道(キョンサンナムド)創造経済革新センターは東南圏メカトロニクスのハブになるだろう」。朴槿恵(パク・クネ)大統領は昨年4月に慶南センター開所式に参加しこのように話した。このセンターの現状はどうだろうか。14日に訪れた慶尚南道昌原市(チャンウォンシ)のセンターは2・5・8・11階の全2247平方メートル規模のオフィスにはセンター職員を除いた外部の人は3人だけだった。16社という入居企業のうち従業員が通う会社は1社だけだった。慶南センター関係者は「ちょうど創業者が席を外しており寂しく見えるだけ」と話した。