サムスン電子14%下落、ハイニックス58%上昇…韓国株式市場で「1等」よりも実績良い「2等」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.14 14:14
十分に「2等株の反乱」だといえる価値がある。今年に入ってサムスン電子の株価が5%ほど下落してKOSPI全体を引き下げた間に、2等株のSKハイニックスは5%以上株価が上がった。SKハイニックスだけの話ではない。韓国取引所によれば1月末現在のKOSPI市場業種の代表株の成績はマイナス1.87%。一方、2等株は0.67%の下落にとどまった。兄ほどの弟、いや兄よりできる弟が誕生した背景は何か。反乱を起こしている2等株を通して調べてみた。
◆アーニングショックとアーニングサプライズ
サムスン電子の体面を台なしにしたのも、ハイニックスの面子をたてたのも、実績だった。サムスン電子が昨年10-12月期の市場期待値を下回る実績で投資家を失望させたとすれば、ハイニックスは昨年、史上最大の実績で投資家を笑わせた。営業利益率(23.9%)もサムスン電子の半導体部門(18.4%)を圧倒した。昨年初めに2万6000ウォン(約2500円)水準だった株価が50%以上も上がって4万ウォンに迫っているのはこのおかげだ。