医療事故問題が浮上した女優ハン・イェスルさん（３６）に関連し、患者不平等問題を指摘する声が大きくなっている。

２４日、韓国医療界によると、ハンさんが脂肪腫除去手術の途中で医療事故に遭ったと主張したことを受け、チャ病院が速やかに過失を認めて補償協議に入ると、「病院が患者を差別している」という指摘が相次いでいる。被害者が有名女優ではない一般患者でも病院側がこのようにすぐに謝って被害補償を約束したか、ということだ。

一方、チャ病院側は２３日、「ハン・イェスルさんの治療に関連してお知らせします」という立場文を通じて、ハンさんに対する謝罪と今後の対策を明らかにした。チャ病院は「ハン・イェスルさんの脂肪腫手術過程で起きたミスにより、このような事態が発生したことについて改めてお詫びし、傷あとが早く治療できるように最善を尽くして支援していくことを繰り返し確認する」とし「専門的治療を受けられるように最善を尽くす」と説明した。

これに先立ち、ハンさんは今月２０日、自身のインスタグラムを通じて「脂肪腫を除去する手術を受けて医療事故に遭ったが、病院からは補償に対する話がない」というコメントと手術部位の写真を掲載した。