米生命工学会社「韓国人のノーベル賞に寄与したい」

米生命工学会社「韓国人のノーベル賞に寄与したい」

2014年12月10日10時37分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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ビル・リントン会長
  「韓南(ハンナム)大学を設立した祖父の遺志により韓国で生命工学分野のノーベル賞受賞者が出るよう学生を対象に科学分野の教育事業支援を強化します」。

  ソウルのプロメガコリア事務室で会ったグローバル生命工学会社の米プロメガのビル・リントン会長は、「韓国の小中高校の科学教育発展に寄与したい」としてこのように強調した。

  「こんにちは。会えてうれしいです」と韓国語でインタビューを始めた彼は、「祖母は木浦(モクポ)で、父は群山(クンサン)で生まれ、私も韓国の血を受け継いだ」と話した。

  リントン会長は昨年100億ウォンの売り上げをあげたプロメガ韓国法人の創立5周年を迎え韓国を訪れた。彼は1970年代初めにウィスコンシン大学マディソン校薬学部修士課程の時に世界で初めて遺伝子鑑識に応用されて使用する制限酵素を発見した。

  この研究結果を基に彼は1978年にウィスコンシン州マディソン市に生命工学会社であるプロメガを創立した。この会社は3000種類の遺伝子分析関連試薬と酵素、装備などを作り14カ国の海外支社を通じ昨年は4000億ウォンの売り上げを上げた。

  リントン会長はプロメガの競争力に対し話すのと同じくらい韓南大学の話に力を入れた。彼の祖父のウイリアム・リントンは米南長老教会の宣教師として韓国で活動した1956年に大田(テジョン)に韓南大学を設立した。リントン会長は、「2005年に韓南大学にBT教育院を設立したのも祖父の意志を受け継いだもの」と話した。

  彼は韓南大学BT教育院を世界的な教育院に育てたいと明らかにした。プロメガは一般に求めるのが難しい遺伝子試薬などをBT教育院に9年間無償で提供している。多くの学生が実験実習できるよう奨学金よりも科学関連インフラ提供に力を注いでいるのだ。BT教育院で実験実習をした大田地域の小中高生の受講生は1万人を超える。彼は「韓国の生命工学産業発展のため来年からBT教育院と米国本社研究院の交流を始める」と強調した。近く実務者が会って協議し具体的な交流協力策をまとめることにした。

  リントン家と韓国とのゆかりは今年で119年となる。リントン会長の曽祖父は1895年にキリスト教の宣教師として光州(クァンジュ)にスピア女子高校を設立したユジン・ベルだ。リントン会長とイン・ヨハンの韓国名で広く知られるセブランス病院国際診療センターのジョン・リントン所長は4親等の間だ。リントン家は韓国独立運動にも参加し2010年に韓国政府から建国勲章愛族章を受けることもした。
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