ロッテマート、ハングル入りの独自ブランドでベトナム市場攻略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.29 10:48
22日、ベトナム・ホーチミン市のロッテマート南サイゴン店。ロッテマートが2008年に初めてベトナム市場に進出して建てた1号店らしく多くの人で込み合っていた。現地の人たちのショッピングカートにもれなく入れられているのは7キログラムの粉末洗剤だった。現地企業で生産したロッテマートベトナム法人のプライベートブランド(PB)「チョイスエル」の製品だ。ベトナムで販売される粉末洗剤で初めてビニールパック包装に取っ手を採用し、洗剤をすくって使えるスプーンが入っていて大きな人気を得ている。ロッテマート全体の洗剤売り上げで圧倒的1位を占めている。2位製品売り上げの2倍に達するほどだ。
チョイスエル洗剤はベトナムの代表的な化学企業のLIXCOが生産する。設立45年の企業であるLIXCOはベトナムでは業界3位の企業だ。だが今年に入りロッテマートとPB製品を発売し売り上げが急増している。LIXCO営業担当マネージャーは「ロッテマートが提案したデザインが消費者から大きな人気を呼びPB製品の成功モデルになった。ロッテマートでの売り上げはPBと既存製品を合わせ今年だけで昨年より500%増えると期待している」と話した。