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【コラム】墜落する日本、翼はない(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.04 10:02
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日本は先進国であることに間違いない。この断片的エピソードが日本の学問水準をおとしめるならば理屈に合わない話だ。小さくて堅実な素粒子が互いに結びつききめ細かく組まれた社会が日本だ。日本の力はそこから出てきた。自己献身的、自己完成的な小人たちがひとつになれば大人になるということを体得した日本人たちはそれを可能にする最上の象徴体系を創案した。天皇制がそれだ。天皇制は素粒子の糾合を一糸不乱な宇宙として作る神話であり宗教だ。それで“天皇陛下”のために大東亜戦争を起こしたし、“天皇陛下”と叫んで散華した。終戦後戦犯を免れた“天皇陛下”象徴体系は日本の経済奇跡で復活した。しかし経済的成功は危機意識を失わせ、危機意識の喪失はその象徴体系を腐食させた。

1989年1月、裕仁天皇が逝去した当時、米国の社会学者ノーマ・フィールドは「絶望の慟哭」と「希望の序曲」が交差する日本の二重的集団心を目撃した(パク・イヨプ訳「死んでいく天皇の国で」)。前者は小人になるかも知れないという恐れを、後者は本来の位置、真の小人から始めようという叫びだった。両者とも大国幻想に苦しめられていたのだ。日本は本来小国だった! 天皇が「万世一系」の頂点に立つと大国幻想にとりつかれた日本人たちが海を越え韓半島と中国大陸で疾走したのだ。だから領土占領と徴兵、徴用、軍慰安婦強制動員は幻想の中で起きたことになる。われわれにとって痛恨の歴史は彼らには幻想だった。

 
だから5000万韓国人の神経を逆なでする居直りのような質問が可能だ。証拠を出してみろ? 証拠を出せというのは姑息な人の話法だ。大人ならば自らしたことを恥じ入る。国際司法裁判所に提訴する? 36年間領土をじゅうりんしたなら、うつ伏せになっているのが大国の正道だ。8月29日、102年前に韓国を不法併合したその日、日本議会は岩島の独島(ドクト、日本名・竹島)を持って行こうと日章旗の前で全員起立した。枯れていく大国幻想の中で敢行した小国の偏屈な団結だった。すべての墜落するものには翼がある。歴史を冷酷に眺める集団知性が翼ならば、大国から小国に墜落する日本は翼がない。ところで、ところでです、韓国は大国的なのか?

宋虎根(ソン・ホグン、ソウル大学社会学教授)


【コラム】墜落する日本、翼はない(1)

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