青瓦台の日本式石灯籠、撤去ではなく…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.06 11:12
日本式の石灯籠という批判を受けてきた青瓦台(チョンワデ、大統領府)の石灯籠が、伝統的な満月型の石灯籠に変わる。撤去するかどうかをめぐり訴訟まで繰り広げた青瓦台と市民団体が最近、すべて入れ替えるのではなく、費用を減らしながら伝統を生かす方式で石灯籠の形を変えることに折衷点を見いだしたからだ。
石柱の上に屋根形の笠をのせた青瓦台の石灯籠は、2012年2月に市民団体「文化財取り戻し」(代表へムン僧侶)が靖国など日本の神社の様式と似ていると指摘したことで、論争が始まった。
青瓦台に日本式石灯籠が設置されたのは、ここが日帝時代に朝鮮総督の官邸だったからだ。その建物を解放後に米軍政長官が受け継ぎ、政府樹立後は景武台・青瓦台へと引き継がれ、日本式の石灯籠がそのまま残ったというのが青瓦台関係者の話だ。