歌手・趙英男『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』を出版

歌手・趙英男『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』を出版

2005年01月20日17時19分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  出版前からネチズンの間で賛否をめぐる議論が広がっていた歌手・趙英男(チョ・ヨンナム、60)の本『殴り殺される覚悟で書いた100年ぶりの親日宣言』(ランダムハウス中央)が20日、本屋に登場した。

  表紙から変わっている。日章旗の日の丸を表紙のまん中に入れ、その上に「親日宣言」と書いた大きな文字がぞっとさせる。しかし、表紙の左上にある写真1枚を見ると、思わず笑いが出てしまう。ズボンのポケットに手を入れたまま、何気なく横を振り向いている普段の趙英男のぼうっとした姿がおもしろい。

  『殴り...』の内容もそうだ。通念から抜け出した危険なレベルの発言が相次ぎ、ユーモアに溢れている。戦犯・東条英機などの位牌がある靖国神社訪ねたこと、韓日中3国の地雷畑である神社について「いい大人達が数十年間にわたって腹を立てているのが、あまりもおかしい」と、無心に打ち明ける告白(143ページ)などは趙英男らしい。

  時には、素朴な歴史認識を示したりもする。「われわれも、ほら見なさい、という感じの、他国を侵攻した記録を残してみよう。占領国の司令官になりたい。私は、国を守るばかりの偉人を崇めるのに疲れた」。

  注目すべき部分は、こうした「度胸のいい発言」は、独立した1945年に生まれた同氏が、その前の世代とは異なり、日本についてコンプレックスを持っていないため可能だった、との点だ。『殴り...』は昨年10月、中央(チュンアン)日報に連載された「趙英男の文化ルポ」の修訂版だ。
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