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韓国の建設会社、欧州とアジアをつなぐ初の自動車海底トンネルを完工

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.21 14:55
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SK建設がトルコ・イスタンブールで欧州とアジアを結ぶ初の自動車専用トンネルである「ユーラシア海底トンネル」を開通した。

SK建設はトルコの首都イスタンブールをアジアと欧州大陸に隔ててるボスポラス海峡の海底を通過する5.4キロメートルの2階建てのユーラシア海底トンネルを開通したと21日、明らかにした。

 
20日、イスタンブール現地で開かれたトンネル開通式典には、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とビナリ・ユルドゥルム首相、SK建設のチェ・グァンチョル社長、チョ・ユンス駐トルコ韓国大使、チャ・ヨンジュ駐イスタンブール総領事など両国の政府および事業関係者が参加した。

エルドアン大統領はこの日、祝辞を通じて「ユーラシア海底トンネルはイスタンブール市民に良質の交通サービスを提供することで経済や社会、文化、環境の面で様々な恩恵を与えるだろう」とし、「さらに、世界観光大国であるトルコの国際的位相もより高まるだろう」と述べた。

これに先立ち、SK建設は、2008年にトルコのヤピメルケジとユーラシア・トンネルプロジェクトをBOT(民間投資家が社会基盤施設を建設、一定期間運営して政府に寄付する収益型民間資本事業)方式で共同受注し、2013年1月の着工から48カ月でトンネルの開通に成功した。

欧州とアジアをつなぐ世界最初の自動車専用2層式トンネルであるユーラシア・トンネルは海底トンネル区間が5.4キロメートルで、陸地接続道路まで合わせると全長14.6キロメートルに達する。総事業費12億4000万ドル(約1456億円)が投入され、トルコの国策事業として推し進められた。

特に、ボスポラス海底トンネル区間は最高水深が110メートルに達し、砂・砂利・粘土が入り混じった脆い沖積層海底であるうえに、古代遺物・遺跡の保護という難工事の条件を乗り越えて開通に成功したことからその意義が大きいと、SK建設は説明した。

海底トンネルの区間工事には、断面直径13.7メートル、全長120メートル、重さ3300トンに達する世界最大規模のTBM(tunnel boring machine)が投入され、一日平均25トントラック100台分の土砂をボスポラス海底から汲み出し、7メートルずつ掘進した末にトンネルの竣工まで漕ぎつけた。

SK建設のソ・ソクジェ専務は「ユーラシア・トンネルは当初の計画より3カ月早く開通した」とし「特に、事故ひとつなく工事を終えることができた」と話した。

SK建設のイ・ジンム現場所長は「最先端装備と技術を総動員して奮闘したあげく、アジアと欧州をつなぐ歴史的な海底トンネルの開通に成功した」とし、「同時に世界建設の舞台で当社の先端科学技術と施工能力が認められた」と話した。

これに先立ち、SK建設は10月、このユーラシア・トンネルの工事で建設者・施工者・管理者向けの情報誌「ENR」の2016年グローバル・ベスト・プロジェクト賞(Global Best Project)を韓国の建設会社としては初めて受賞した。

ユーラシア・トンネルの開通によってボスポラス海峡を通過するのにかかる時間が現在の100分から15分に大幅減少するものと期待される。トンネルは、一日12万台の利用が見込まれる。新しい交通網に沿ってトンネル周辺地域の商圏の活力が取り戻され、イスタンブール全体の経済にも前向きな影響を与えるものとみられる。

SK建設は、トンネル竣工以降も、2041年まではメンテナンスや施設運営を引き受けて運営収益を受けることになる。

SK建設のチェ・グァンチョル社長は「ユーラシア海底トンネルはこれまで韓国の建設会社が集中してきたEPC(設計-調達-施工)の低収益構造から脱して受注した代表的な高収益開発型事業」とし「今後もSK建設は開発事業の経験を生かしてユーラシア海底トンネルのような成功事例を作っていきたい」と話した。

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