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【コラム】旧朝鮮総督府の建物、「歴史の傷跡」であることを(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.17 16:37
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この前ソウル市立歴史博物館でドイツ人のウルフ・マイヤー教授が「ソウル建築100年」という題名で講義をした。ドイツのベルリン大学と米国シカゴIITで建築学を専攻した彼は、世界の有名都市の近現代建築物を建築美術史的な見解で評論することで知られている上に、特に韓国建築に格別の愛情を持っている人物として有名だ。

ソウルに散在する建築物を数え上げながら進めた彼の講義を通じて筆者は、私たちの周辺に立派な建築物が多いという事実を改めて悟った。ところでソウルのあちこちに「五寸釘」のように打ち込まれている日帝強制占領時代の建築物に言及したマイヤー教授が、旧朝鮮総督府の建物の写真を見せて立派な建築物が残念なことに植民地時代の文化の遺物という理由のために撤去されたと指摘するではないか。聞くところによると美術史的に意味のある建物が韓国の社会理念の壁を越えられないまま歴史的劣等感の処置として消えたという話のようで、気持ちが不快だった。

 
少し無理のある仮説ではあるが、もしフランスを占領したナチスドイツがパリのベルサイユ宮殿のすぐ前に、より大きくて立派なナチ式の建築物を建てたとしよう。戦争が終わった後、ドイツから解放されたフランス人が果たして「占領国が残した建物を撤去するからといって恥ずかしい歴史が消えるわけではない」という論理でその建物の撤去に反対しただろうか。機会があるたびに「偉大な国家フランス(La France,la grande nation)」を叫ぶ彼らの文化的自尊心を考えれば決して容認できないことだろう。

合わせて現在ドイツでは、東ドイツ共産治下の議会建物である「共和国の宮殿(Palast der Republik)」を撤去し、その場に東ドイツが意図的に破壊した旧ベルリン城(Berliner Schloss)を復元する工事の真っ最中だ。

筆者はマイヤー教授がこのような状況をどのように説明するのかとても気になり、もう一方では易地思之(相手の立場で考えること)の知恵が近づいてきた。


【コラム】旧朝鮮総督府の建物、「歴史の傷跡」であることを(2)

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