<大規模 停電事態>韓国電力が判断ミス、全国が大混乱

<大規模 停電事態>韓国電力が判断ミス、全国が大混乱

2011年09月16日08時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  15日午後5時30分、政府果川(クァチョン)庁舎。緊急記者会見を行った知識経済部の鄭載勲(チョン・ジェフン)エネルギー資源室長は「午後に入って電力の需要が突然増えて、電力供給の中断を予告する時間がなかった。電力需要予測を誤った」と頭を下げた。この日、全国的に発生した‘停電大乱’の原因が、政府の需要予測ミスであることを認めたのだ。

  崔重卿(チェ・ジュンギョン)知識経済部長官は「電力需給状況が急変することを予測できず、韓国電力(韓電)と電力取引所が事前に予告できない状態で輪番停電という避けられない措置を取ることになった。国民に大変な迷惑をかけることになり、申し訳ない」と謝罪した。秋の残暑と政府の需要予測ミスが全国に停電を招いたのだ。

  韓電の電力供給中断は午後3時に始まった。午後6時30分現在、停電世帯数は162万戸にのぼった。停電は約5時間後の午後7時56分にひとまず正常化した。局地的な停電ではなく、全国同時多発的なブラックアウト(Blackout、大規模な停電)が発生したのは今回が初めて。

  9月上旬から残暑が続くことが予告されていたにもかかわらず、政府は一部の発電所を整備するため稼働を中断するなど、安易な対応をしたことが明らかになり、知経部と韓電・電力取引所の責任論が浮上する見込みだ。

  この日、釜山(プサン)・大邱(テグ)・光州(クァンジュ)など済州道(チェジュド)を除いた全国各地で停電被害が相次いだ。電力供給の中断でソウルの汝矣島(ヨイド)・光化門(クァンファンムン)・江南(カンナム)地域はエレベーターやエスカレーターが停止するなど、大きな混乱が発生した。信号灯が消えて車が渋滞したほか、一部の銀行の自動化機器は使用できなくなり、携帯電話も通じなくなった。

  

  ◇ブラックアウト(Blackout)=「大規模な停電」をいう英単語。普通、特定地域がすべて停電になった場合をいう。全国単位のブラックアウト(Total Blackout)を防ぐため、地域別に電力を順に遮断するのはローリングブラックアウト(Rolling Blackout、輪番停電)と呼ぶ。
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