AI・ビッグデータ輸血、新事業を探る韓国の製造業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 15:11
鉄鋼・造船・機械などの製造企業は生存のためにさまざまな変化を図っている。その核心は生産現場の「スマート化」だ。人工知能(AI)・バーチャルリアリティー(VR)など新しい情報技術(IT)を活用し、製造業の付加価値を高めようとしている。
現代建設機械はモノのインターネット(IoT)を現場に取り入れた。掘削機に異常な兆候がある場合、これを遠隔で診断して解決策を提示する。残りの燃料や部品交換周期も知らせる。掘削機を購入した建設会社の立場では非常に便利なサービスだ。現代建設機械のキム・デスン最高技術経営者(CTO)は「製造業でスマート化はコスト削減はもちろん、企業の持続の可能性と直結する問題」とし「これからはビッグデータを活用して故障やエラーを予防するサービスまで提供する予定」と話した。