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【コラム】中央・地方の両翼が必要な韓国外交(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.15 10:53
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私は中央で35年間働いた。報道機関と国会だ。しかし昨年7月からは全羅南道(チョンラナムド)に住んでいる。私は地方に慣れていないわけではない。田舎で育ったし、長いあいだ地方国会議員だったからだ。

しかし地方で新たに気づくことが少なくない。味噌をつけた玉ネギ、ジャガイモを入れたカツオの煮物に冷たいマッコリ、雨の中でカエルの鳴き声を聞きながら眠る夜…。地方の生活が与えてくれるこうした日常の幸せを話そうというわけではない。

 
報道機関と国会は国家的な事案を比較的多く扱うところだ。こういうところで35年間いたというのはよくある経験ではない。私のこういう特殊な事情のためだろうか。地方が国家的な問題からかけ離れた島のように感じたりもする。統一・安保・外交のような問題がそうだ。こうした問題は地方では関心の対象にならない。地方自治体に担当組織も、予算もない。

見方によっては当然のことかもしれない。人々は生活に忙しく、地方は経済活性化に全力を尽くしても足りないからだ。全羅南道だけではない。青瓦台(チョンワデ、大統領府)会議で私がこういう話をしたところ、ある長官は「ソウルから出れば似た状況」と話した。

それでも安保はまだましだ。統合防衛会議のような協議体と全国を網羅するいくつかの行動体系が稼働するからだ。しかし統一や外交は違う。地方からあまりにも遠く離れている感じだ。中央も地方が出るべきではないことのように扱う傾向がある。

これは正しくない。国家的な問題には国民の力がなければいけない。中央政府が担当するからといってうまくいくわけではない。安保大国、外交強国は例外なく国民の関心と参加が多い。木は大きいほど根が丈夫なものだ。国民を「草の根」と呼ぶのは世界共通だ。地方の住民が専門家のようになろうというのではない。しかし地方住民もするべきことがある。

周辺の中国同胞や脱北者にどう接するかもその一つだ。我々の社会には数十万人の中国同胞が来ている。脱北者も一般に考えられているより多い。脱北者は中国や北朝鮮の家族とさまざまな方式で連絡を取りながら過ごしている。携帯電話が可能な範囲も結構広い。脱北者が接する韓国社会の姿はリアルタイムで家族に伝えられるとみるのが正しい。これは地方の住民が脱北者にどのように接するかに影響を受ける。それは統一の基礎になることも、その反対にもなり得る。

(中央SUNDAY第431号)


【コラム】中央・地方の両翼が必要な韓国外交(2)

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