韓経:サムスンのテレビ、米市場で疾走…2位のソニーと「ダブルスコア」の差
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.05 08:53
世界最大のテレビ市場である米国でサムスン電子の「独走体制」が予想されている。プレミアム製品である超大型・超高画質のテレビを前面に出して市場シェアを上げているからだ。
4日、米市場調査会社NPDによると、サムスン電子は今年に入って8月まで米国のテレビ市場で34%のシェアを占めた。2位のLGエレクトロニクス(15%)と3位のビジオ、ソニー(各11%)などを大きくリードした。この期間、1台当たり2500ドル(約28万円)が超えるプレミアムテレビ市場のシェアが44%となり、ソニー(33%)とLGエレクトロニクス(23%)を圧倒した。高い製品であるほど2位グループとのシェア格差がより大きかった。75インチ以上の超大型テレビ市場(シェア57%)では2位のソニー(25%)と「ダブルスコア」以上の差が生じた。
プレミアムテレビ市場でサムスン電子の強勢は時間が経つほど顕著になっている。昨年1~8月にはサムスン電子のプレミアムテレビおよび超大型テレビ(75インチ以上)の市場シェアがそれぞれ27%と43%にとどまった点を考えると、1年ぶりに17%ポイントと14%ポイント拡大した。先月中旬を基準としてサムスンのプレミアムテレビ市場でのシェアは56%、超大型テレビは69%と、再び大幅に上昇した。