<MERS>1000人に接触した釜山の患者…病院を「コホート隔離」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.15 09:50
14日午後、釜山市水営区のチョウンガンアン病院。出入り口に「MERS陽性判定で診療中止命令を受けた」という内容の案内文が貼られている。この病院は、入院したイさん(31)が中東呼吸器症候群(MERS)の143人目の患者と確認され、この日、患者と医療スタッフが封鎖措置された(コホート隔離)。患者200人、医療スタッフ・職員40人など病院に残っていた約240人はひとまず出入りが止められた。病院の周辺には警察56人が配置された。
釜山はMERSのため騒がしくなっている。釜山市の2人目(全体で143人目)の患者が感染確認前に市民1000人と接触したことが確認されたからだ。特にこの患者はMERS患者が出た大田(テジョン)大青病院で勤務していたにもかかわらず、外注会社の派遣職員という理由で隔離観察の対象から除外され、政府のMERS管理に弱点を表した。