『友へ チング2』のユ・オソン「全盛期取り戻す欲?これが失敗すれば終わり」(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2013.11.27 15:01
俳優ユ・オソン(47)にとって映画『友へ チング2』(以下、友へ2)を選択するのは容易なことではなかった。前作が発表されてからすでに12年。2001年当時800万人も劇場に動員した記録と話題性を絶対に超えられないと思ったからだ。その上最近は何年もこれといったヒット作を出せなかった状態で、常に「崖っぷちに追い込まれて無理をする」という話が聞かれた。演出したクァク・キョンテク監督との葛藤の末に10年も疎遠な関係を続けていたという事実を知らない人もいなかった。それでも出演を決めたのは、それだけ『友へ』シリーズへの愛情が大きかったからだ。ユ・オソン自らも「これが失敗すれば終わりだと思った」と企画当時に感じたプレッシャーについて話した。その一方で「12年前の情熱を思い出しながら、その時の純粋さを取り戻したいという気持ちで出演を決心した」と付け加えた。
幸いにも『友へ2』は興行街道をひた走っている。14日の封切り後、翌週末までボックスオフィス1位を占めた。25日までに250万人に肉迫する観客を集めた。前作でユ・オソン(ジュンソク役)とチャン・ドンゴン(ドンス役)の間で繰り広げられた殺人事件から17年が過ぎた時点を背景にする。刑務所から出たユ・オソンが再び釜山(プサン)地域を掌握する過程を描いた。