「若い後輩選手たちが練習するのを見て刺激」…キム・ヨナが復帰決心

「若い後輩選手たちが練習するのを見て刺激」…キム・ヨナが復帰決心

2012年07月03日08時40分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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キム・ヨナ選手が2日、泰陵選手村国際スケート場2回の大会議室で開かれた記者会見で取材陣の質問に答えている。
  しばらく競技場を離れていたキム・ヨナが「フィギュア選手」として戻ってくる。

  キム・ヨナは2日、ソウルの泰陵(テルン)国際スケートリンクで記者会見を行い「大韓民国フィギュア代表キム・ヨナとして新たに出発する。2014年のソチ冬季五輪で選手引退をする」と述べた。

  キム・ヨナは2010年のバンクーバー冬季五輪フィギュア女子シングルで金メダル獲得後、2011年4月にモスクワ世界選手権大会に参加しただけで、その後は公式大会に出場していない。1年以上休みながら選手生活を継続できるかについては確答をしなかった。 「こうして引退するのではないか」との言葉が飛び交ったが、ソチ五輪参加を公式宣言し議論に決着をつけた。キム・ヨナは「五輪での金メダル獲得後、目標を見つけにくかった。これに対し国民的な関心と愛情はより大きくなり負担になった。1日だけでも抜け出したかった」と打ち明けた。つらいトレーニングと成績に対する圧迫感も相当なものだったと付け加えた。

  キム・ヨナが復帰を決心した最大の理由は選手としての情熱だ。キム・ヨナは「泰陵スケートリンクで個人トレーニングをしながら、若い後輩選手たちが練習するのを見て刺激を受けた。プレッシャーのために選手生活をやめてしまえば後で後悔しそうだった」とした。

  さらに実質的な理由もある。キム・ヨナは国際五輪委員会(IOC)選手委員を目標にしている。キム・ヨナが2016リオデジャネイロ五輪期間に開かれる選手委員選挙に参加するならば2014年のソチ冬季五輪の出場経歴がなければならない。

  最近「キム・ヨナの教育実習はショー」との発言をした延世(ヨンセ)大学のファン・サンミン教授に対する告訴と撤回、ビール広告出演などでキム・ヨナのイメージに傷がついたのも今回の発表に影響を及ぼしたとみられる。電撃的に五輪参加の意志を明らかにし、スポーツ選手としての純粋な情熱を確認させて議論を正面突破するという意図が読み取れる。

  キム・ヨナは「期待値を低くして私自身のための演技をする」と話した。五輪2連覇など記録達成には大きく気を遣わないといった。

  キム・ヨナがソチに行くためには2013年の世界選手権大会で良い成績を取らなければならない。まず国内大会を経て世界選手権参加資格を得なければならず、また、国際スケート連盟(ISU)が認める国際大会に参加しショートプログラムで技術点28.0点、フリープログラムで48.0点以上の基準記録をクリアしなければならない。キム・ヨナは、「昨年のモスクワ世界選手権の時もそこにいるのがぎこちないほどに競技感覚を取り戻すのが難しかった。体力や心がけを実戦に合わせ引き上げるのは簡単ではないだろう」と心配した。

  だが、専門家らはキム・ヨナがすぐに過去の技量を取り戻すとみている。フィギュア国際審判のコ・ソンヒ氏は、「2011年世界選手権の時も1年間準備した選手たちよりうまかった。本人が十分に可能だと判断して復帰を宣言したもの」と話した。キム・ヨナの幼少時にコーチを務めたリュ・ジョンヒョン氏は「これまで1日4時間程度の個人トレーニングをしたと理解している。泰陵で見ると連続ジャンプなどジャンプはみんなしっかりできていた」と伝えた。
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