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【コラム】金正恩委員長も脇見をすれば戦争で負ける(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.02 09:49
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いま青瓦台(チョンワデ、大統領府)はトランプ大統領のために切実に祈っている。彼らは私的な席でトランプ大統領を「一触即発の韓半島(朝鮮半島)戦争危機状況から非核化と平和局面に転換させた主役」と評価している。トランプ大統領に問題が発生すれば平和プロセスが致命傷を受けるという認識を抱いている。

彼らは6・12シンガポール米朝首脳会談を控えてポーラ・ホワイト氏、フランクリン・グラハム氏など米国の牧師に「米朝会談がうまくいくのでトランプ大統領に頑張ってほしいと伝えてほしい」と要請したりもした。トランプ大統領が21時間の長距離フライトの末にシンガポールに到着した際、疲労が見えると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれを気にしていたという。韓半島の平和の機会を絶対に逃さないという気持ちが強かったのだろう。

 
トランプ大統領の政治的な立場は不安定だ。議会・シンクタンク・メディアは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との首脳会談の結果に不満を持っている。あれほど豪語していた「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」に近づけず、金正恩委員長の立場を強めたということだ。金正恩委員長は具体的な時期と方法を提示せず「非核化するから信じてほしい」という形の漠然とした約束をしただけだ。3週間が経過して韓米は連合訓練を中止したが、北朝鮮の非核化履行の初期措置は何も見えない。天下の米国が北朝鮮に振り回される形になった。

制裁の雰囲気も乱れている。中国とロシアは国連に対北朝鮮制裁の緩和を要求した。独自制裁を1年間延長した米国は同意しなかったが、すでに中国の制裁が緩み、中朝国境隣接地の丹東の不動産価格は暴騰した。北朝鮮が複数の秘密場所で核兵器燃料の生産を増やしてきたという報道まで出てきた。このような雰囲気で6日にポンペオ国務長官が訪朝して誠意ある非核化措置を要求する計画だが、結果は楽観できない。

今までの交渉の勝者は金正恩委員長だ。特に手放すものもなく米国と対等な正常国家の指導者というイメージをつかんだ。11月の中間選挙を控えたトランプ大統領の立場を利用して戦闘で勝ったのだ。北朝鮮が時間稼ぎをしながらインドやパキスタンのように核保有国と認められようとしている、という分析も出ている。

これは違う。誠意なくごまかす形で米国を相手にすれば、関係正常化も、経済的支援も水の泡となる。北朝鮮を締めつけてきた冷戦・敵対構造との戦争で勝つことはできない。米国は大統領一人ではなく議会・シンクタンク・メディアの批判と検証、代案の提示を通じて動く巨大な有機体だ。相互信頼と誠意なしには越えられない壁という事実を知らなければいけない。


【コラム】金正恩委員長も脇見をすれば戦争で負ける(2)

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