【コラム】金正恩委員長も脇見をすれば戦争で負ける(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.02 09:49
いま青瓦台(チョンワデ、大統領府)はトランプ大統領のために切実に祈っている。彼らは私的な席でトランプ大統領を「一触即発の韓半島(朝鮮半島)戦争危機状況から非核化と平和局面に転換させた主役」と評価している。トランプ大統領に問題が発生すれば平和プロセスが致命傷を受けるという認識を抱いている。
彼らは6・12シンガポール米朝首脳会談を控えてポーラ・ホワイト氏、フランクリン・グラハム氏など米国の牧師に「米朝会談がうまくいくのでトランプ大統領に頑張ってほしいと伝えてほしい」と要請したりもした。トランプ大統領が21時間の長距離フライトの末にシンガポールに到着した際、疲労が見えると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれを気にしていたという。韓半島の平和の機会を絶対に逃さないという気持ちが強かったのだろう。