野党ハンナラ党の「金希宣(キム・ヒソン)実父親日行状真相調査団」は、20日「与党『開かれたウリ党』(ウリ党=「わが党」との意)の金議員の実父が、日本植民支配時代(1910~45)に満州国の特務警察として活動、独立軍を弾圧した。そうした事実を裏付ける各証拠を大量に確保している」と主張した。
調査団の団長コ・ジョンギュン法律支援団調査委員はこの日、国会で記者会見し「今月6~13日、中国吉林省で▽金議員の実父・金一錬(キム・イルリョン)氏に逮捕された独立軍参謀長チェ・チャンド、小隊長チェ・ジンギュ氏らの子孫の証言▽金氏の親日行為を直接目撃した証人の証言--を確保した」とし、それを収録した映像を公開した。
コ委員は、また、吉林省の歴史研究家が提供した1942年度版の「中国吉林省柳河県満州官公吏一覧表」の写本を公開し「この一覧表に、金氏の創氏改名以前の名前『金井英一』の在職記録がある」と話した。