氷溶ける平昌トラック、再び移動する韓国ソリチーム

氷溶ける平昌トラック、再び移動する韓国ソリチーム

2016年03月28日13時41分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「メダルを取る確率が20%は下がった」

  27日、国家代表選抜戦が行われた江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)スタートセンターで会ったボブスレー・スケルトン国家代表チームのイ・ヨン総監督は舌打ちした。新しくオープンした平昌アルペンシアスライディングセンターに欠陥が見つかり、認証が取り消されて当分練習できなくなったためだ。

  ソリ種目はホームコースの利点が非常に大きい。コースの理解度が重要なので多く乗るほど有利だ。2014年ソチオリンピックの時のロシア代表チームがまさにそうだった。2010年バンクーバーオリンピックで銅メダル2つにとどまっていたロシアは、ソチ大会ではボブスレー・スケルトン・リュージュの3種目で金メダル3つ・銀メダル2つを獲得した。当時ロシア代表チームは新たに作られたサンキスライディングセンターで夜間練習まで行った。韓国のソリ代表チームの平昌オリンピックへの展望が明るいのもホームコースの利点を最大限に生かせるためだ。平昌スライディングセンターは2月に完工した。韓国の選手たちは外国選手に比べ10倍以上練習を多く行える。イ・ヨン監督は「多くの練習によって目を閉じても乗れるようにする」と話した。

  だが計画に支障が生じた。7日の事前認証競技を控えてトラックの4番区間までの上半部で氷が溶けてひびが入る現象が見つかった。江原道と平昌オリンピック組織委員会は「冷媒を供給する冷凍ポンプに欠陥があった」と説明した。結局、下段部の製氷状態だけを点検して試験走行はキャンセルになった。ドイツPBD社から技術移転を受けて施工した建設会社側は問題解決のため努力中だ。

  被害はそのままソリ代表チームへと回ってきた。代表チームの選手たちは事前承認が終わりしだい3月31日まで約20日間、コース適応練習をしようとしていたが水の泡になった。イ・ヨン監督は「ボブスレーの場合、平昌オリンピックまで650回程度アルペンシアトラックに乗る計算だった。しかし3月の練習が中止になって150~180回乗れないことになった。メダルを取る確率が100%だったとすれば今や80%程度に落ちたようなもの」と話した。1000回程度コースを乗ろうとしていたリュージュ代表チームも10%程度練習量が減ることになった。

  特にボブスレー代表チームは打撃が大きい。3月から新しい国産ソリに乗ってオリンピックコースに適応するためにワールドカップシリーズを終えて急いで帰国したが、当分練習ができなくなった。結局代表チームは29日にカナダのフィスラーに渡り来月5日まで新しいソリをテストする計画だ。ボブスレー代表のウォン・ユンジョン(21)は「多く乗るほど有利なのは事実だ。残念なことになった」と話した。

  2016-17シーズンの計画も全面的な再検討に入った。イ・ヨン監督は「もともと4月中旬からオフシーズンの練習を始めるが、今年は4月初めに前倒しをしなければならないようだ」と話した。さらに「どのみち夏は暑くてトラックが使えない。認証がうまく終われば予定より早くトラックを凍らせて10月初めからコース訓練に入る」と話した。
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