自民党、総選挙で3分の2議席が有力…安倍政権、改憲を加速か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.10 08:54
「自民単独3分の2」は、今後の安倍晋三首相の政局運営にも大きな変化をもたらすことが予想される。最も注目されるのは改憲議論が急進展する可能性だ。
改憲は衆議院と参議院でそれぞれ3分の2以上の賛成で発議した後、国民投票を通じて過半の賛成を得なければならない。総選挙前の自民党は295議席で、連立与党の公明党(31議席)と合わせてこそ3分の2を超えた。公明党は「平和主義」を掲げているため、平和憲法9条の改正には消極的だ。しかし自民党単独で3分の2を超えれば、衆議院でいつでも改憲発議ができるからだ。