韓国スマートフォン、中国にアウトソーシング…部品会社は危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.05 10:45
スマートフォンに搭載されるタッチスクリーンモジュールを生産して主にサムスン電子に供給するエスマックは今年上半期の売上高が265億ウォン(約26億5000万円)だった。売上高は2013年上半期(2630億ウォン)と比べて10分の1に減少した。さらに58億ウォンの営業赤字を出した。会社関係者は「スマートフォンの買い替え周期が2年から3年に長くなり、技術の変化も速くなったことで実績が悪化した」と説明した。
KOSDAQ上場企業ピーエヌテルでは先月200億ウォン(約20億円)台の大株主横領事件が発生した。かつてフォンケース1、2位を争った同社は現在、株式売買が停止した状態だ。
タッチスクリーン会社シノペックスは2013年上半期には500人以上が勤務していたが、現在は80人ほどしかいない。中央日報が調査した42社のうち職員が100人以上増えたところは大徳電子、大徳GDSなど8社だけで、これもほとんどが買収・合併や非正規職の正規職転換による「錯視」にすぎない。