韓経:【社説】境界を越えられない企業の相次ぐ終末劇、韓国への警鐘
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 13:56
莫大な負債に耐えられず破産法の適用を申請したトイザらスの事例が他人事のようでない。激しい「デジタル転換」という変化の中、おもちゃ王国のトイザらスさえも斜陽企業になる現実がそうだ。
トイザらスの没落は、スマートフォンの登場で子どもがおもちゃを持って遊ばないという消費パターンの変化がもたらした結果という指摘だ。こうした衝撃はゲーム機やフィルムなどにも破壊的な革新をもたらした。任天堂やコダックの危機と変化もこうした過程で発生した。トイザらスの没落をオンラインへの変化のタイミングを逃した伝統流通企業の終末と見る視点もある。実際、アマゾンが驚くほど成長しながらメイシーズなどのデパートが次々と衰退し、サーキットシティーなど電子流通企業が相次いで破産申請をしたり営業を中断した。トイザらスが復活しても以前のトイザらスではないのは明らかだ。