<北ミサイル発射>政府、最後の南北関係カード「開城工業団地」取り出す…滞在者500人以下縮小
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.08 07:57
北朝鮮が7日長距離ミサイルの発射を押し切ったことを受け、韓国統一部が開城(ケソン)工業団地の滞在者を500人以下に追加縮小する方針を明らかにした。南北関係の事実上の最後の綱である開城工業団地カードまで取り出したのだ。先月6日、4次核実験後に統一部は開城工業団地の滞在者を「生産活動に直結した人員」である650人水準に縮小した。
鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官は7日「開城工業団地を含む南北関係次元でも必要な措置を検討していく」という立場を明らかにした。統一部はこの日、長官主宰の緊急幹部会議を開催した。この席でも開城工業団地が主な議題に上がったという。統一部は現在の開城工業団地の現地と非常連絡体系を稼働中だ。鄭報道官は「国民安全を最優先に現地状況を管理している」としてこのように明らかにした。入居企業の関係者は「すでに最小限の人材で稼働中」としながら憂慮を示した。