自民党、総選挙で3分の2議席が有力…安倍政権、改憲を加速か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.10 08:54
日本の自民党が14日、総選挙で改憲発議ラインの3分の2議席(317議席)以上を単独で確保する勢いだと、産経新聞が9日、独自の世論調査結果に基づいて報じた。世論調査によると、自民党は47都道府県のうち21県で選挙区全勝する可能性があり、全体議席(475議席)のうち306-331議席を確保する見込みだ。競合する選挙区の大半も選挙前の終盤に近づくほど自民党優勢地域が増え、317議席以上が予想されるという分析だ。
これは現行の憲法で行われた衆議院総選挙史上、個別の政党では最も多い議席だ。従来の最多は民主党が自民党から政権を奪った2009年の総選挙での308議席だった。
自民党は小選挙区295議席のうち200議席以上ですでに勝利を固めた状況だ。毎日新聞は8日付の世論調査報道で、「小選挙区だけで前回の選挙(2012年12月)の237議席を上回る見込み」と伝えた。また、全国を11ブロックに分けて集計する計180議席の比例代表選挙でも、前回の総選挙の57議席を大きく上回る80議席が有力視される。