「今日はまた誰だろうか」「もううんざりだ」という不満の声が聞かれる。次々に飛び出す文化人や芸術家の虚偽の学歴波紋による。最近は大衆芸能界が中心だ。知的なイメージで知られた人々が嘘の主人公だとは、とまた衝撃も大きい。学歴主義と道徳的な弛緩の結果だ。
中でも積極的に大学卒業生になりすました人々はより激しく非難を浴びた。にせ物であるにもかかわらず、在校生対象の特講をし、学校行事に参加して同窓賞も受けた。この場合は大学も道徳性是非を避けることができない。すでに学内でニセの学歴疑惑が提起されたにもかかわらず、これに目をつぶったという疑惑だ。スターたちのニセの学歴と大学のスター広報を交換したという疑いである。