【噴水台】スター同窓マーケティング

【噴水台】スター同窓マーケティング

2007年09月02日09時39分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「今日はまた誰だろうか」「もううんざりだ」という不満の声が聞かれる。次々に飛び出す文化人や芸術家の虚偽の学歴波紋による。最近は大衆芸能界が中心だ。知的なイメージで知られた人々が嘘の主人公だとは、とまた衝撃も大きい。学歴主義と道徳的な弛緩の結果だ。

  中でも積極的に大学卒業生になりすました人々はより激しく非難を浴びた。にせ物であるにもかかわらず、在校生対象の特講をし、学校行事に参加して同窓賞も受けた。この場合は大学も道徳性是非を避けることができない。すでに学内でニセの学歴疑惑が提起されたにもかかわらず、これに目をつぶったという疑惑だ。スターたちのニセの学歴と大学のスター広報を交換したという疑いである。

  大学のスターマーケティングは最近ますます激しくなっている。出身芸能人たちを前面に出した大学広報物・CMは基本だ。広報大使のタイトルも与えられる。大学の力を確認する各種イベントにも芸能人たちは華だ。入試シーズンならスターたちを新入生として誘致しようとする戦争ならぬ戦争が起こる。忙しい芸能活動で不良学生になる確率が高いが、スターが通う学校だという人気集めを狙ってだ。

  相対的に広報が重要な地方大、中下位圏大、新生学校だけではない。名門大までスター同窓誘致に積極的だ。特殊大学院、最高位過程などがそうだ。同窓ネットワークに大衆スターを取り込むのだ。

  人気スターたちは教授でも渉外1順位だ。映画俳優チャン・ミヒ氏を1990年代、初の教授に迎え入れた明智(ミョンジ)短大は成功的な事例に挙げられる。学科はもちろん、学校の成長にチャン氏の功績が大きいという評価だ。多くの大学がベンチマーキングした。最近、学歴偽造事実が明らかにされても「実力の方が重要だ」と学校側で保護する理由だ。まじめなイメージのある中堅俳優は「押し寄せる教授職の提案を断るのに休む間もない」と言う。スターたちの現場経験とネームバリューをともに狙う提案が爆走するという話である。

  ある大学の映画科教授は「最近の学歴詐称波紋後、ますます危機に向かう我が大学の現実がある」という。供給過剰に、過熱する大学間の生存競争、学問的成就より「企業精神」を要求される大学の現実の言葉だ。ニセスター同窓の名を借りても認知度を高め、新入生を引き入れなければならず、教授たちもお金になることで評価を受けられるのなら、お金を手にするのに有利なスターたちがいい。もちろん実力さえあればスターの教授採用自体は問題ではない。問題はこのようなスターマーケティングが大学危機突破の核心になることはできないという点だ。
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