日米は自動運転車のため提携、GMは無人ライドシェアサービスへ…韓国は?

日米は自動運転車のため提携、GMは無人ライドシェアサービスへ…韓国は?

2018年10月05日08時09分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ゼネラルモーターズが開発した自動運転車の内部。ハンドルがない。(写真=GMホームページ)
  「シリコンバレー」が率いる自動運転車市場で「デトロイト」の挑戦が激しい。

  自動運転技術は米シリコンバレーのスタートアップがデトロイト、ドイツ、日本などの従来の企業より先を進んでいる。アルファベットの子会社ウェイモが先頭走者と評価されている。ウェイモは昨年11月に初めて運転席を空けて道路走行試験を実施した。従来の自動車企業はその後ろを追っている。

  3日(現地時間)、米国と日本の自動車企業が自動運転技術の開発に向けて提携した。ホンダとゼネラルモーターズ(GM)は自動運転車を共同開発することで合意したと発表した。

  ホンダはGMの自動運転車部門子会社クルーズホールディングスに今後12年間に27億5000万ドル(約3140億円)を投資することにした。両社の提携でウェイモに対抗する最も強力な挑戦者が誕生したと、英フィナンシャルタイムズ(FT)は分析した。

  ハンドルと加速・停止ペダルがない自動運転車を来年発売すると明らかにしたGMは、伝統自動車企業のうち最も野心に満ちた計画を推進している。

  ホンダは投資金のうち7億5000万ドルを直ちに投入し、クルーズ株5.7%を取得することにした。6月には日本ソフトバンクのビジョンファンドがクルーズに22億5000万ドルを投資した。ホンダの投資後にもソフトバンクはクルーズ株10%を維持する。ソフトバンクにホンダまでが加勢し、GMが「煙突」自動車企業の先頭走者の地位を固めている。

  ホンダとGMは提携を通じて世界市場を目標に商用化する自動運転車を開発するという戦略を立てた。新しいパートナーシップでGMは自動運転車事業をアジアをはじめとする世界へ迅速に拡散できる。ホンダの立場ではホンダの自動運転車発売日程を操り上げることができる。

  GMのダン・アンマン社長は投資家との電話で「自動運転車を大量生産して配置するには相当な資源が必要」とし「このために大規模な資金だけでなく最高のパートナーを速かに引き込んでいる」と述べた。

  ホンダの倉石誠司最高執行責任者(COO)は「空間効率化やデザインなどホンダの専門知識でGMの強みを補完する」とし「最も望ましく効率的なライドシェアサービス専用車を開発する」と述べた。

  アンマン社長は「両社の提携でどんな種類の自動運転車を開発するかはまだ決めていない」と伝えた。発売日程も未定だ。GM工場で生産する計画という点だけが確定している。

  ブルームバーグ通信はホンダの投資でクルーズの企業価値は146億ドルにのぼると報じた。今年初めの評価金額115億ドルから急激に上がった。クルーズはGMが2016年に約10億ドルで買収した会社だ。ホンダの投資が伝えられると、GMの株価は取引場で最高5.3%値上がりした。

  当初ホンダは2年間ほどウェイモと交渉をしたが、最終パートナーとしてGMを選択したと、ウォールストリートジャーナル(WSJ)は伝えた。ホンダとウェイモは2016年末に交渉を始めたと発表した。倉石誠司COOはこの日、投資家との電話でウェイモとの交渉については答えなかった。

  GMは来年までに自動運転車を商用化する計画を発表した。この日程に変化はないとGMは強調した。アンマン社長は「来年、米国で自動運転車を利用したライドシェアサービスを始める計画を継続して推進している」と述べた。このプロジェクトはGMのシボレーボルト電気自動車を基盤とする。ホンダとの投資で開発する自動運転車とは別ということだ。

  自動車企業と技術スタートアップの間で合従連衡が加速し、自動運転車市場の主導権をめぐる競争が激化している。自動車コンサルティング会社ブルールテのグレイソン・ブルールテ代表はホンダとGMの提携について「市場で企業間の統合が進んでいるという証拠」と述べた。続いて「自動運転の生態系は勝者が独占する世界ではない。しかし数十もの自動運転システムが必要なわけではないためパートナーシップが拡大している」と説明した。

  来年は自動運転車が日常に入る元年になる見込みだ。GMのアンマン社長は昨年のインタビューで「現在の速度で技術開発が進めば2019年までに自動運転車の商用化は可能」と述べた。

  ライドシェア米大手のウーバーは2019年から2021年までボルボから2万4000台の車両を購入してウーバーの自動運転技術を搭載する計画を立てた。トヨタ自動車は2020年東京オリンピック(五輪)をきっかけに自動運転タクシーサービスを始める計画だ。フォードは2021年に自動運転車を発売し、ルノー日産は2022年に自動運転車を利用したライドシェアサービスを始めると発表した。

  韓国自動車企業の自動運転技術開発とパートナーシップの成績はみすぼらしい。現代車グループは今年1月、米国の自動運転専門企業オーロラ・イノベーションと自動運転技術開発協力を締結した。両社は今回のパートナーシップをきっかけに4段階自動運転技術を適用した自動運転車を2021年までに開発する計画だ。GMなどグローバル自動車企業の動きと比較すると約2年ほど遅れている。
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