北朝鮮「ナンバー2」黄炳瑞氏、8カ月ぶり完全復権(2)

北朝鮮「ナンバー2」黄炳瑞氏、8カ月ぶり完全復権(2)

2018年07月02日08時45分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  したがって黄炳瑞氏が先月30日に金正恩委員長と並んで立って登場したのは彼の復権を意味する。北朝鮮メディアはこの日、金正恩委員長が平安北道薪島郡(シンドグン)を視察したことを報道し、「労働党中央委員会幹部らの黄炳瑞同志、韓光相(ハン・グァンサン)同志、金聖南(キム・ソンナム)同志、趙甬元(チョ・ヨンウォン)同志、国務委員会部長のキム・チャンソン同志が同行した」と明らかにした。北朝鮮メディアの呼称順序は徹底的に権力序列に基づくという点を考慮すると、黄炳瑞氏も最下党部長級以上の職位を与えられたと考えられる。

  黄炳瑞氏が突然公式席上から消え、ある日また復権したのは、金正恩委員長の「階級章付け外し人材起用法」と解釈される。切り捨てた後に再び起用する方式を繰り返しながら忠誠を誓約を受け、北朝鮮権力層の離脱を防ぐ伝統的な人事統治だ。金正日総書記に続いて金正恩委員長も特定の一人に権力が集中しないよう粛清や解任をした後にまた起用する「ジェットコースター人材起用法」を駆使してきた。現在、北朝鮮内のナンバー2と見なされている崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党副委員長も党書記だった2015年に失脚して地方の農場に送られ、短期革命化教育を受けた後、同年12月に復権した。今回の黄炳瑞氏の復権については崔竜海氏を牽制するためという見方もある。崔竜海氏と黄炳瑞氏が忠誠競争をしているという情報が広まったこともある。

  一方、金正恩委員長は先月の米朝首脳会談、中朝首脳会談後の公開活動で経済に集中する姿を見せた。中国と隣接した平安北道薪島郡と新義州(シンウィジュ)を訪問し、「中国通」のキム・ソンジュ党国際部第1副部長も同行させ、中朝経済協力に注力している。朝鮮中央通信・労働新聞は先月30日に金正恩委員長が平安北道薪島郡を訪問したとし、総合農場機械化作業班を視察し、軍部隊を訪れたと伝えた。北朝鮮メディアは1日には金正恩委員長が中朝国境地域の新義州の化粧品工場を訪問したと大々的に報じた。化粧品工場の視察には李雪主夫人も同行した。

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