安倍首相の「選挙不敗神話」終わった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.03 09:56
2日の東京都議会議員選挙で小池百合子都知事の新党の圧勝は早くから予告されていた。選挙1週間前の世論調査で都民ファーストの会は第1党である自民党を引き離した。選挙戦が本格化し新党は60%前後の小池個人支持を引き込んだ。
事前投票者が前回の選挙より1.5倍多い135万人に上ったのも新党勝利の信号弾のひとつだった。事前投票の相当数が小池新党に集まったという。実際に選挙運動最終日の1日、小池都知事の遊説会場には多くの人々が集まり歓呼した。小池新党は無党派だけでなく組織票が硬い公明党支持層も吸収した。
これに対し自民党は世論の逆風の中で選挙を行った。安倍晋三首相はこの日秋葉原駅前で街頭演説をした。安倍首相の屋外遊説はこの日が初めてであり最後だった。安倍首相は前回の選挙で12回も街頭演説をした。自民党が安倍首相を選挙の顔として出すのに自信がなかったという話だ。