30大企業まで成長エンジンが止まっていく=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.19 08:41
韓国の大企業の競争力が通貨危機直後の1998年、金融危機の余波が本格化した2009年より落ちていることがわかった。中央日報と韓国経済研究院が売上額上位30社の収益性(営業利益率)と成長性(売上額増加率)を調査した結果だ。
98年に6.68%だった30大企業の営業利益率は2009年に5.78%に下落し、昨年には4.83%に落ちた。製造業で営業利益率5%は研究開発など新規投資ができるマジノ線とされる。
30大企業の前年比売上額は98年に10.1%、2009年に7.67%増えたが、昨年はむしろ1.88%減った。景気低迷で売上額の絶対規模が小さくなったのだ。売上額上位500社で30大企業が占める割合は2015年現在で59.78%に達する。