韓国・日本・東南アジアの観光客が増加…中THAAD報復にも済州観光は善戦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.06 16:44
内国人観光客の増加は修学旅行団が増えたのも一翼を担っている。先月16日から3日まで済州を訪ねた修学旅行団は2万3466人で、昨年より11.4%増えた。東南アジアや日本などを狙ったマーケティングを強化したことも奏功している。先月1日から4日現在まで日本人観光客は4138人で、前年同期の3821人に比べて8.3%増加した。東南アジアや台湾なども同期間3万3805人と、昨年3万1489人に比べて7.4%増えた。
済州道と済州観光業界は、観光客の増加傾向を継続して中国の報復による被害を減らすために対策を打ち出している。中国人が多く訪れる済州市蓮洞(ヨンドン)の宝健(パオジェン)通りなどで観光業者630カ所が5~65%の割引イベントを行っている。城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)をはじめ、万丈窟(マンジャングル)・正房(チョンバン)滝・石文化公園など道内の公営観光地28カ所も無料で開放している。