ネイバーのLINE、日米同時上場へ…時価総額5800億円予想
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.11 09:39
ネイバーの子会社LINE株式会社が7月中に日本と米国の証券取引所に同時に上場する。LINEが日本でモバイルメッセンジャーLINEのサービスを開始してから5年ぶりとなる。韓国企業が独自のビジネスで成長した海外子会社をグローバル証券取引所に上場させるのは今回が初めて。
LINE株式会社は10日、東京で取締役会を開き、来月15日に東京証券取引所とニューヨーク証券取引所(米現地時間14日)に同時上場することを議決した。LINE株の100%を保有するネイバーも取締役会を開き、LINE3500万株(発行株全体の16.6%、1兆560億ウォン)の新株を発行することにした。ネイバーのチェ・ソンジュ副社長は「LINEの独自資金調達窓口を確保し、グローバル市場で機敏に対応しようという決定」と説明した。日米資本市場で調達した資金は戦略的M&A(企業の合併・買収)などに使われる計画だ。