韓経:米中間選挙後…韓国経済の運命握る「3大ビッグディール説」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.05 09:52
米国で中間選挙が行われる。今回の選挙では任期6年である上院議員100人のうち35人、2年である下院議員435人全員を新たに選ぶ。このためトランプ大統領の信任を判断する尺度として次期大統領選挙の結果を予測できるという観測が出ている。トランプ政権発足後に推進した対内外課題にいろいろ問題も多かっただけに今回の選挙は過去のどの中間選挙より関心が高い。
「シャイ・トランプ(隠れトランプ支持層)」の終盤の結集で民主党との格差を減らしているが中間選挙はそれ自体が政府与党に不利だ。今回の選挙も最小限下院は民主党が多数党を占める可能性が高い。トランプ大統領が対内外スケジュールをすべて先送りし終盤まで選挙支援遊説のため米国全土を飛び回っているのもこのためだ。
中間選挙の結果により対外的に世界貿易機関(WTO)脱退、パリ気候協定不参加、中国との貿易交渉進展、イラン核協定破棄と中東事態展開、北朝鮮と韓米関係の将来が修正される可能性が高い。対内的にはトランプ大統領弾劾、トランプノミクス推進、ドッド・フランク法などオバマ色を消す政策修正、移民法改正なども別れ目に置かれると予想される。