潘国連事務総長、韓国大統領選出馬意志を示唆?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.19 09:26
秋夕(チュソク、中秋)連休中に出てきた潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の発言で政界がざわついている。
15日(現地時間)に国連本部で丁世均(チョン・セギュン)国会議長と与野3党の院内代表に会った潘氏は「1月中旬までに帰国する」「国民に帰国報告をする機会があればいい」という2つのメッセージを投じた。政界は一斉に潘氏が大統領選挙出馬意志をさらに強く表したと解釈した。この発言はどういう流れから出て、潘氏は何を頭に描いているのか。
帰国の時期をめぐり潘氏の側近の間でも「今年末に総長の任期が終われば1月にすぐに帰国するということだ」という見方と「外国で2、3カ月間ほど韓国の政治状況を眺めた後に帰ってくる」という予想があった。ところが潘氏は帰国時期を「1月中旬まで」と述べた。禹相虎(ウ・サンホ)共に民主党院内代表は16日(現地時間)、ニューヨーク特派員との懇談会で、「いつ帰国するのかと尋ねたところ『1月中』ではなく「1月中旬まで』と答えたが、これは計算されたタイミング」と話した。