「韓国、中国側・米国側と悩まず国益に従って行動せよ」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.11.17 10:32
--中国は環境問題が深刻だ。
「中国政府が環境問題の解決に投資すれば、総需要を増やして内需を振興する効果があるだろう。地方政府の役人たちを評価する時も、地域のGDP成長率や雇用率を高めた実績より空気清浄率を基準とすれば、国民の実質的な生活の質向上に役立つ。環境改善は内需拡大の効果に加えて富の再配分効果もある。富裕層や貧しい人も同じ空気を吸うからだ。すでに中国に環境改善技術を導入して投資するという外国企業がある。ある人たちは、環境改善は中国よりも先進国にふさわしい政策ではないかというかも知れない。だが1970年代のLA、80年代の大阪はとても汚い都市だった。その時、その国々の1人あたりの国民所得が2万ドル、今中国が7000ドルだ。北京では息をするのも苦しい。環境改善は早く始めるほどに効果が大きい」