【コラム】これから2カ月、韓国経済の「ゴールデンタイム」だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.13 10:47
朴槿恵(パク・クネ)政権は発足2年目の2014年に「474」経済ビジョンを提示した。潜在成長率4%、雇用率70%を実現し、1人当たり国民所得4万ドルを達成するという夢がふくらむ計画だった。だが4年間に前進よりも後退を繰り返し、「474」は「262」に落ち込んだ。
経済成長率は2013年の2.9%から昨年は2.7%に下がった。以前の政権で50%台だった雇用率は2014年から60%台に上昇した。しかし製造業の雇用は減り自営業が増え、質的には後退した。1人当たりの国民総所得(GNI)も2013年が2万6179ドル、2014年が2万8071ドルと上昇して2015年には2万7340ドルに落ち込み6年ぶりに減少した。昨年も3万ドルを下回ると予想される。