【コラム】世論操作事件は文在寅の正義を試している(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.23 15:59
「ドゥルキング」が主導したコメント操作犯罪が民主主義を嘲弄している。ドゥルキングは「共に民主党」の権利党員キム・ドンウォン氏のハンドルネームだ。民主主義は市民の意見が自由に交換される健康な公論の場の存在を必要とする。生きた世論が政治のエネルギーになる時、民主主義ははじめて生命力を持つ。
ところがこの国ではごく少数のコメント操作勢力が虚偽の世論を自由自在に生産している。文在寅(ムン・ジェイン)候補の当選を助けたドゥルキングは政権の要職を戦利品として手に入れようとしたが拒絶された。すると突然、反文コメント操作をして拘束されるという“どん詰まり劇”の主人公になった。現在、公論の場は真偽を区分できないカオスに陥り、民主主義は破綻の危機を迎えている。