五輪メダルの色を変えるかもしれない先端技術…韓国チームはどの程度?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.22 15:12
オランダのショートトラック国家代表チームのシンキー・クネフトとスザンヌ・シュルティングはトレーニング中に特別なユニホームを着てリンクの上で汗を流す。サムスン電子が開発した「スマートスーツ」だ。外観は一般の競技用ウエアと格別な違いはない。ただ、ウエアの内側に5つのセンサーが付いている。
腰と両太もも、両足首に付いているセンサーは、選手の姿勢・速度・位置などをリアルタイムで測定する。身体を曲げたり伸ばしたりする時の身体と氷板の間の距離をミリメートル単位で測る。センサーが収集したデータはコーチのスマートフォンにすぐに転送される。コーチはこれを見て選手が最適な姿勢で滑っているかどうかを判断する。姿勢に問題があると考えればスマートフォンのアプリケーションにあるボタンをタッチする。すると選手が手首に着けているスマート機器が振動して、選手は姿勢を整えることができる。このような過程を通じて最適な姿勢と動作を繰り返し身につけるように先端機器がアシストする。