【社説】「ハングルの日」振り返ってみる私たちの言葉と文

【社説】「ハングルの日」振り返ってみる私たちの言葉と文

2015年10月09日14時28分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  今日は世宗大王(セジョンデワン)がハングルを作って569周年になる日だ。ハングルの優秀性を伝える意味深い記念日だ。固有の文を持つ国は20余りに過ぎない。ハングルは韓国・北朝鮮を含め8000万人が使う世界13位の大国語だ。インドネシアの少数民族であるチアチア族や南太平洋のソロモン諸島のような文字のない民族にもハングル表記法が普及した。遠からずハングルを使う人が1億人に達するものと予想される。国際会議でも10大実用言語と認定された。ハングルはどの民族の言語よりも科学的で創意的で、多義的だという評価を受けている。

  だがハングルが過小評価されるように扱われる事例を周囲で容易に見かける。カカオトークやフェイスブックなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)上での「ハングル破壊」現象だ。「チャン(最高という意味)」や「チュル(楽しいという意味のチュルゴプタの最初の部分)」のような正体不明の単語やおかしな略語などが過度に使われていることだ。卑俗語や隠語、国籍不明の新造語などもハングルを傷つけている。

  この頃のように忙しく回る世の中で、全てのものに格式を整えるように要求するのはもしかしたらかたくなな考えなのかも知れない。個性があり縮約した言語によって物事や自身の感情などを表現することが創意的な発想を育てるかも知れない。だが誤った言語習慣は、個人の思考をねじって度を越した言語暴力につながりかねない。これは結局その人の人格や生活態度まで破壊する恐れもある。

  青少年はもちろん上の世代の誤った言語使用も問題だ。放送局の芸能番組などに出演する芸能人の卑俗語や大衆歌謡に入っている不必要な外来語や悪い言葉などは、私たちの正しい言語使用を妨害する張本人だ。

  ハングルの日に合わせて政府や各地方自治体が行政用語など公共言語の改善を図るのは良いことだ。多文化家庭や外国人の割合が次第に増えている状況で、日本式の行政用語の整備計画は肯定的に評価されなければならない。ハングル使用の環境を改善するための多様な措置に市民も協力すればいい。

  韓民族の精神は、言葉と文を通じて表現される。大切な世界文化遺産であるハングルを守るために正しく使う生活態度から備えなければならないだろう。
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