中国は南北軸、日本は東西軸を攻略…メコン川流域で“十字衝突”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.20 11:20
◇日本、中国が企画したミャンマー工業団地工事を取得
ミャンマー・ヤンゴン市内を流れるヤンゴン川の橋を渡って到着したティラワ工業団地。当初は中国側が企画したが、昨年、事業者が日本企業に変わった。“お金”の力だ。日本は1月、ミャンマーに1989億円(当時の為替レートで約22億ドル)を融資した。金利は0.01%と、事実上の無利子援助性資金だった。“日本円”を武器にティラワ工業団地を引き込んだのだ。住友・三菱・丸紅など日本側が49%を、残り51%はミャンマー商工会議所が投資する形だ。高原正樹JETROミャンマー所長は「日本が提供した借款の大半は電力・道路など工業団地周辺のインフラ建設に使われる」とし「多くの日本企業がすでに工業団地入居の問い合わせている」と説明した。