北朝鮮、長射程砲の砲身開いてヘリ前進配置…韓国軍警備態勢を点検
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.15 09:43
「空軍は合同参謀議長の右腕だ」14日午後、チョン・スンジョ合同参謀本部議長が最前方の空軍江陵(カンヌン)基地を訪問して戦闘機操縦士へ向けた言葉だ。北朝鮮の挑発を制圧するのはもちろん、挑発を指示した司令部まで打撃する空軍戦闘機操縦士の任務を強調した表現だ。チョン議長はまた「江陵基地は6・25戦争の際、戦闘機出撃の92%を占めた戦闘機操縦士の故郷、赤いマフラーの故郷」とも表現した。
今回のチョン議長の巡視は北朝鮮が韓国軍の関心を西海(ソヘ、黄海)に集中させた後、東海岸で挑発することもあり得るという可能性に備えるためだ。合同参謀関係者は「北朝鮮が2010年西海岸で天安(チョナン)艦と延坪島(ヨンピョンド)攻撃を敢行したが、大規模なスパイや潜水艦侵入は東海岸で起きた」として「西側で鐘を鳴らし、東側を攻撃する声西撃東に備えたこと」と話した。